家族でお出かけの定番といえば動物園ですよね。
子どもが動物に興味を持ち始めた時、いざ動物園へ行こう。
そんな時、どんなものを見てどんな声かけをしたら子どもの教育によいか悩みますよね。
「動物園楽しかったね!」だけでなく、子どもの学びに繋がると嬉しいですよね♪

でも、どうやって??
この記事では、そんなお悩みを少しでも役に立つ情報をお伝えしていきます。
動物たちへ興味をもたせよう!
動物に興味を持ち始めるといっても、子どもそれぞれですよね。
うちの子は動物大好き!というご家庭もあれば、うちの子は動物に興味がないんです。
なんてご家庭もあると思います。
我が家は後者でした。
そんな動物好きなお子さんもあまり興味がないお子さんも、まずは動物園へ行く前にお子さんと一緒に本を読んでみましょう。
いろんな種類の動物図鑑や動物たちが登場する絵本などを親子で読んでみてください。
お子さんの興味を動物たちに向けてみましょう。
年中くらいのお子さんであればある程度動物について理解していると思います。
「この動物は動物園で見れるよ!楽しみだよね?」と声かけをしましょう。
小さないお子さんでしたら、「お鼻のながーいゾウさんは動物園にいるよー」など動物の特徴を入れつつ興味を引いてあげるといいでしょう。
また、お子さんとのお出かけ中にイヌやネコ、トリなどを見かけた時には「かわいい犬だね」「お空を飛んでるのはトリだよ」など一緒に見た動物を共有してあげることも良いでしょう。
我が家では言葉の練習としてもわざとイヌを指さしながら「あれはネコかな?」と問いかけてわざと間違えてみると子どもは「ちがうよ!あれは犬だよ!」と得意げに教えてくれました。
言葉の発達練習と動物の認識力を育むキッカケに繋がります。
動物園へ行った時には、動物園に置いてあるパンフレットをもらってみましょう。
パンフレットにはイラストの動物たちや実際の写真が貼ってある地図があります。
その地図を見ながら「ここにはおサルさんがいるね!」と声かけをしたり、次に回る場所を一緒に考えるなど地図を読む力を育んでいきましょう。
動物園には動物たちのエリアに説明文が書いてありますが、そこをお子さんに読んであげ、新たな発見を一緒に学んでいきましょう。
そして発見したことを不思議だなと感じていれば、おうちに帰った時にでも一緒に図鑑や本、ネットなどで調べてみると新たな発見があり、子どもの学びに対する楽しみを促すことができます。
動物園でのマナーを教えてあげましょう
よく動物園に行くと、「窓をたたかないで、ボクがびっくりしちゃうよ!」と目にします。
このように自分がされたらイヤなことはしちゃダメだよと教えてあげることが大事ですね。
寝ている動物たちを驚かさない、起こさないなど優しく教えてあげましょう。
また、エサを与えたりしないように気を付けましょう。
人間の食べものは動物にとっては害を与えてしまう場合があるので、しっかり注意しておきましょう。
私たち大人もマナーを守りましょう。
子どもは常に親の行動を見て育っています。
子どもの手本になるように意識しましょう。
また、混雑している時にはある程度前列で動物を見たら、後ろの方たちに譲ってあげ、思いやりのある行動を心がけましょう。
子どもの前で「この動物臭いね」「汚い」などマイナスな言葉は避けたいですね。
子どもがマイナスな言葉を覚えてしまったり、動物を見た時の子ども自身の感性を悪くしてしまう可能性があります。
動物園で動物を見たら子どもの感想を素直に受け止めて共感してあげる、尊重してあげることで子どもの感性を豊かにします。
動物とのふれあいを大事にしましょう
ふれあい広場がある動物園は最近増えてきている印象があります。
そういった場での動物たちとの触れ合いは子どもの心を豊かにする絶好の場です。
アニマルセラピーという言葉があるように動物が人間にもたらす心理的効果,社会的効果、生理的効果は大きいと言えます。
ふれあい広場の動物たちの触った時の感触をよく聞いてあげましょう。
イヌの毛並みであったり、ヒツジの感触、ポニーに乗った時に高さや大きさ、ネコを抱っこした時の重さなど動物たちの見た目以外の違いを知ることができます。
その時にも、「毛並みが気持ちいね」や「ネコちゃん重い?」など積極的に声かけをして、子どもの感性を引きだしてみましょう。
また、ふれあい広場でもマナーは大事にしましょう。
動物たちを強く抱かない、毛をひっぱらないなど痛いことや動物のイヤがる行動はしてはいけないと教えてあげましょう。
そして、気に入った動物を独占しすぎないようにもしましょう。
子どもがある動物に強い興味を持ち、触れ合っている場合でも周りに待っている子がいれば「そろそろ順番だから交代しようね」と声かけをしてあげましょう。
迷子には気を付けましょう
休日の動物園では混雑することが考えられます。
そんな時には必ずといっていいほど迷子の問題がでてきます。
動物園側が迷子にならないように対策をしてくれている場合もありますが、来園者側も気を付けなければなりません。
ある程度お子さんが大きければ地図を活用するのも一つの手でしょう。
あらかじめ入園時に「お父さん、お母さんが周りにいなくなったらおサルさんのオリの前で待っててね」など目印を見つけておくこともおススメです。
子どもから目を離さないように気を付けてくださいね!
まとめ
動物園はお子さんの驚きや喜びなどの感性や五感を養うには絶好の場所です。
また、マナーについて教えることができる場所です。
みなさんもぜひ動物園に行く前には子どもの興味を動物たちに向かせてあげてください。
動物園に行かれた際には、マナーを伝えつつ子どもにたくさん「声かけ」をしてみてください。
そして親子楽しく学んでみてはいかがでしょうか。
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